機能・仕様
<機能>
(1)RS-485を無線化
(2)本コンバータ自体がアクセスポイントになって、PC等の操作機器を接続して操作できる
(3)本コンバータを既存のアクセスポイントに接続して、PC等の操作機器から操作できる
(4)本コンバータ単体でもジョイスティックを使って操作ができる。
(5)ジョイスティックで操作できる対象は、とりあえず、監視カメラ(CCTV)のPelcoDな機器
(6)デファクトスタンダードなPelcoDから各カメラ専用プロトコルへの変換
<仕様>
電源:DC5~12V
WiFi:802.11 b/g/n
RS-485:2400bps ~ 5Mbps(ただし、PelcoDは115,200bpsまでなので実質115,200bps)
使用用途
インターフェースがRS-485で、その操作対象がちょっと離れたところにあるとき、わざわざケーブルを配線するのが面倒なので、無線化した。
こうしたメディコン、市販品を検討してもまぁまぁの値段するし、そこまで高機能じゃなくていい。
なにより、RS-485/PelcoDの検証用環境が割と自作ソフトウェアで成り立ってるので、それらとの親和性やカスタマイズ性を考えると、市販品はパスとなった。
それに、何ならコイツ単体でPelcoD機器を操作したいし。
とりあえず、Pan/Tiltだけ出来ればいいかと思ったけど、思いのほか使い勝手が良さそうなので、Zoom、Focus調整のボタンくらいは追加してもいいかもしれない。
あとは、ジョイスティックが安物なので、遊びが多い。
微調整操作はかなり無理があるので、ちゃんと使えるようにしようとしたら、ジョイスティックも少し良いものに変えた方がよさそう。
んでもま、発行したPelcoDコマンドがリアルタイムに見れて、それに対してカメラ側がどう動くかがわかるし、まぁ、良しとしようか。
それにしても便利なESP32
もっとシンプルにコンバータとしての機能だけを持たせるなら、電源を5~12V対応にする必要はないし、LCDも不要、ジョイスティックだっていらない。
ESP32本体とTTL-RS-485変換ボードだけでいいわけだ。
ラズパイはラズパイでできることが多くて便利だけど、こうした特定用途に特化するなら、
やっぱマイコンなんだなぁ…
電源ON/OFFにもそれほど気を使わなくていいし、起動が速いので電源入った瞬間(感覚)から使えるし、思ってた以上に実際は便利かも。
このくらいなら、モバイルバッテリーでもかなりの時間動作しそうだし。
GPIO使えて小型なもの、ってのに何でもかんでもラズパイ使うのではなく、マイコンもありだな。
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